マイクロソフトとアップルとGoogleと/Microsoft, Apple and Google

aztimegoesby2005-02-04

今日カリフォルニアの友だちが「おもしろい」とHotWiredの記事をおくってくれました。なんでもiPodの世界的ヒットは、ビルゲイツのお膝元「マイクロソフト」社内においても同じで、社員の80%である16,000人はiPodを愛用しているとか。競合製品であるがゆえに、ビルゲイツの目から隠れているようなふしがあるとか、ないとかいうもの。おもしろいけど想像できます。でもあれですよね。いくら競合がどうのと言っても、いい製品、いいサービスを普通使いますよね。お客様と同じフェアな目で色々使ってみた上で、他社のものがいいか、自社のものがいいか、比較してきちんとジャッジできないとヤバいですし。この雰囲気だと、マイクロソフトでは他社製品使いづらいのかな。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050204201.html
http://www.wired.com/news/mac/0,2125,66460,00.html
The Plot to Get Bill Gates: An Irreverent Investigation of the World's Richest Man... and the People Who Hate Him


そういえばシリコンバレーには無数のIT企業がありますが、その分各社フリンジベネフィット(福利厚生)やカフェテリアのメニュー、デイケアセンターや、スポーツジムなど施設や制度で優秀な人材確保に努めているとか。クパチーノにあるアップルのカフェテリアでは林檎(Apple)が無料サービスであるし、かのGoogleの社風もとても自由でいいと聞きます。カフェテリアが無料だとか、ラボが充実しているとか。Googleの現在地は、元々シリコングラフィックスの跡地だと元SGIの友だちに聞いたことがあります。日本企業はかつての特色であった寮や社員食堂、職場旅行、退職金制度などを廃止する傾向にあり、それも一理あるとは思いつつ、シリコンバレー方式の企業の在り方、ちょっと羨ましいです。