ガイアの夜明け/For men to raise children

ガイアの夜明け」で育休を取得し、子育てをする男性社員が特集されていた。
周囲にもいるいる!前の会社で男性社員が育休を取得した例もあるし、私の現職場の同僚は旦那さんが育休を取得する前提で出産した。みんな言うことばは「(男性で育休を取る)前例を作っていかないと」。うむ。えらいかも。


しかし番組内にでてきた男性の勤務する企業は、資生堂電通ワンダーマンという名の知れたところ。企業側も導入事例などは欲しいところなのかもしれない。しかしTVカメラの回る前でも、留守の間を任される同僚、上司からの言葉は厳しい!出産も子育ても未経験の私としては、厳しく言う側のマインドはよくわかる。なぜなら、本音として「仕事と子育ての両立がしづらいからこっちだって出産を躊躇しているんだから!リスクは覚悟してるんでしょう?」っていうのも間違いなくある。一方で、人生という大きな単位で見通した時に、「仕事のために子育てを、子育てのために仕事を断念しなくちゃならないなんて!」っていうのも確実にある。それは仕事をしている女性の方が感じることで、男性が率先して感じることではないかもしれない。ある程度、職場に理解があるのであれば、男性側が育休取得というのもアリだとは思う。国も少子化を食い止める策として、企業に育休取得者への支援をするなどしているのは成果を生むかもしれない。日本の社会そのものが、もうちょっと成熟して、仕事も子育ても当たり前に両立したり、夫婦の時間をもてるようになっていくといいな。ニワトリが先か。卵が先か。うちは、しばし考えあぐねていそう。