かなり寒い。なんか日々寒くなる。


朝一番でFulton Marketまで移動し、"Guggenheim Museum http://www.guggenheim.org/"へ。私は以前からこの美術館が大好き。Frank Lloyd Writeデザインのカタツムリみたいな外観は変てこりんだし、6階から1階まであの斜めに傾いた館内を見て歩くと、しまいには腰がやられてしまうようだけど、やはり好きだ。朝10時に着くと、寒い中入場の列ができていた。いくつかの出店が出ている中に、フォークを使ったアートとアクセサリーを売っている白人男性がいたので、しばらく会話をしてひまつぶし。今回は、「アステカ帝国展」を特別展示しており、これが6階からずーっと下まで続き、間のフロアには常設展のKandinskiや、Van Gogh、Modglianiなどがある。


2階の奥で別エレベーターに乗り換えて地下に行くと、Keith Haring http://www.haring.com/がやさしく待っていた。NYで彼に会えてうれしかった。久々だね。若くしてこの世を去った彼自身がAidsであることに気づいた場所は、なんでもトーキョーのホテルの部屋だったと聞く。明るいホテルの明かりの下で、ミラー越しに写る自身の姿に、Aidsによる症状を見たKeithは、ひとりホテルルームで、泣いていたという。そんな光景を思いながら、彼の描く人間たちがどことなく淋しそうだったことに今更気づいた。


そのあとは、"Metropolitan Museum http://www.metmuseum.org/"の前を通り過ぎて5th Avenueへ。アフタークリスマスセールがデパートやショップで朝8時くらいからあるようだ。クリスマスのお店の営業時間は不思議で、イブには4時くらいから早閉まりし始め、クリスマス当日はすべてお休み。26日もスロービジネスだが、デパートやブランドショップはセールをする。


今回同僚に"Tiffany"で買い物を依頼され何回か足を運んだが、こういう宝飾店こそクリスマスに長く営業しそうと思いきや、一番早く閉まっていた。24日は4時に閉まり、25日は休み。今日26日も行ってみると閉まっており、目が点になっていたら、どこかのおじさんが「12時からだってさ。おれが電話してみたら、そう言ってたよ。」とか教えてくれた。
そういうわけで、開店までの時間調整に"St. Patrick's Cathedral"へ行くとクリスチャンたちが列をなしていた。


いくつかまとめ買いを済ませ、"Rockefeller Center http://www.nyctourist.com/rock_center1.htm"で綺麗なツリー、イルミネーションとスケートをする人の波を過ぎ、JCrewのある辺りへ出ると、銃をかまえた警官が警備をしていた。ここから"Times Square"へ散歩し、ネオンがますます下品になりつつあるエリアを見上げてあんぐり。