ローマ法王/Pope John Paul

CNNでは繰り返し繰り返し、ローマ法王の重体を報道している。
バチカンで最後の時を過ごすことを望み、先般まで入院していた病院へはもう戻らないということだという。言葉を話すことはままならないまでも、先般の退院では相当回復したと考えられ、ドイツ行きなども計画されていたとかで、バチカン周辺では深い悲しみに暮れているという。重体といえど、意識もしっかりしており、大変に平静であられるという。宗教家の人にはそういう人が多いと聞いた。心乱さず、悟りの境地へ辿り付いた人々の強靭な精神世界なのかもしれない。