Shu Uemura

常に残念に思うこと。
せっかくプロダクト(製品)は好きなのに、店員や店舗展開などビジネスがいまひとつなブランドやメーカー。その中で私はShu Uemuraという化粧品ブランドの製品は指示していて、サービスには納得しきれていない。製品に満足な理由は、

  • 色揃えの豊富さ
  • パッケージなどを簡素化している玄人好みなテイスト
  • 香料などに頼らないこと
  • モードっぽいセンス

人の肌の色は、日本人でも千差万別。しかし欧米メーカーでは全4色位のファンデーションの揃えしかなく、全く日本人に似合わない色も多い。それに対し、Shu Uemuraは日本人の肌を知り尽くしたShu氏が細かくこだわって色分けしているブランド。「塗っている」感を残さないナチュラルな色を出せるプロな発色は、まるで画材屋さん。と製品についてはベタ褒めなんですが。
逆にサービスやビジネス展開に関する不満な点は、直営店でないと取り寄せができない、ショップ店員の善し悪しにはバラつきがある、顧客がアドバイスを必要としている場合にも、顧客側からサインを出さないとほぼ放置されてしまう…など。新宿京王のショップはとても店員さんが感じよく、積極的なアドバイスをくれたりするので、ついで買いをお返ししたくなりますが、一方の銀座三越や阪急店では会話が継続しないケースも多々。店員と客の距離には難しいものがありますが、そのへんの覆面店頭リサーチもしたらいいのになぁと。せっかくの玄人好みがするハイレベルな製品ラインナップなのに、マーケティングや店頭セールス力で負けてしまうってのも、まぁありがちですが残念じゃないですか。