これまでに旅した場所、訪れた処でどこが好きですか?
私にはお気に入りの場所が沢山あります。


絶景といえば伊勢志摩。松島と仙台もいい。
伊勢神宮の内宮・外宮はとても興味深かった。
ちょっと住んでみたい気持ちになった街は、京都と金沢。
四国の金毘羅さんや、世界遺産厳島神社も海に浮かぶ鳥居がユニーク。
ユネスコ世界遺産で言うと、雪の白川郷と飛騨高山も特筆もの。
雪が合うのは、やはり兼六園。雪の中の石灯籠。


海外では、NYが特別であることはあるにしても、ドイツが好き。
ベルリンの混沌も、フランクフルトの日比谷っぽさも好きだった。たぶん、ドイツの人々の印象がよかったからその国が好きなんだろうな。
全く別の角度からは、イタリアや南仏、スペインも素晴らしい。イタリアではフィレンツェよりも、ボローニャとミラノが好き。
南仏ではエズの山上の素晴らしいホテルに泊まったが、上から見下ろしたコートダジュールの海の蒼さ、海岸線の眺めはあの辺り特有のもの。下に下りるとニースにはホテルネグレスコという名ホテルもある。エズから峠を越えると、モナコもダイヤモンドのように美しい国
キラキラと美しかった街はウィーン。ブリュッセルも美しいと感じた。


アジアでは、どこよりもベトナムが大好き。何よりもそこにいる人々がとても好きだった。そして、きめ細かい心配りや、勤勉さにどこか懐かしいものを感じたし、野菜をたっぷりと採るベトナム料理も大好き。ホーチミンシティのもつダイナミズムは、3人や4人でまたがるスクーターの波や、中国やフランスの名残りを残すハイブリッド文化。


建物として好きなところなども含めると、まだまだ沢山ある。
例えば、カリフォルニア州スタンフォードにあるスタンフォード大学キャンパス http://www.stanford.edu/
お金持ちの行く私立大学として名高いだけあって、キャンパスの美しさは特筆もの。
スパニッシュコロニアルスタイルのチャペルも美しく、キャンパスは広大。こんなキャンパスで勉強してみたい…そんな風に何度も思っています。


お気に入りの場所については、時々書いていこうと思います。
あなたにとってお気に入りの場所はどこですか?よかったら教えて。


Swan Lake

初台の新国立劇場 http://www.nntt.jac.go.jp/ でバレエ「白鳥の湖」を観てきた。
ちょっと久々のバレエだったが、箱がお気に入りの新国立劇場で、席が10列目くらいの真中だったので、抜群の見やすさと音響を満喫できた。やはり演目とパフォーマーと会場のすべてがそろって初めて、一定の満足を得られるものだと近頃富に思う。東京フォーラムとか、東京ドームで見させられる舞台や舞踊は、ハッキリ言って最悪だと思う。


バレエの素晴らしさの前に、まずロシア芸術は凄かったんだと改めて敬服。最初の「白鳥の湖」は、1877年当時首都がペテルクブルク遷都され、都落ちしていた感のあるモスクワのボリショイ劇場で演じられたという。チャイコフスキーの書いたバレエのためのこの曲は、本当に美しく、ハープにバイオリンにトライアングルに、観客をうっとりと夢見心地にさせる音色と旋律の宝石箱。ロビン・バーカー(Robin Barker)指揮、東京管弦楽団の演奏もとてもよかった。ヴャチェスラフ・オークネフ(Vyatcheslav Okunev)による衣装も今日のバレエの美しさを際立てていて素晴らしかった。


バレエでは、オデットの真忠久美子さんの可憐なバレリーナ体系は白鳥そのもので、今日観にいった私たちのグループは全員が道化師の吉本泰久さんの跳躍と、表現力の豊かさに完全に参ってしまいました。体が大きくないながらも表現の豊かさ、跳躍の高さ、舞台に道化役の彼が出てくるだけで場のムードが一瞬にして朗らかになってしまう存在感…。今日一番の拍手をプレゼントしたいのは吉本泰久さんでした!


実は小さいときモダンバレエを習っていたことがあります。
しかしレッスンに行くのがツラくて、早々断念した口です。大きくなるまでクラシックバレエを続けた幼馴染のNちゃん、立ち姿もアップにした首のラインも、バレリーナそのものです。あぁなるまでには、美しさ以上に過酷なレッスンと、マネーが。ね。大変なのですよ。