夜梅/Plum Tree at Night
帰り道、ふと見上げると夜の銀座の小学校に梅の花が咲いていました。
もうすぐ春ですね。
塊魂/The Game - Katamari Damacy
今日ちょっと喜んでいた記事が、http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050313/gdc_kd.htmというもの。ゲーム開発者に高い評価を得ているというだけあって、パートナー君も笑顔でずっと遊んでいたから、そういうものなんだろう。
この記事の中の、自らが持つゲーム観をいくつか語っている。まず「塊魂」のボリュームが少ないと言われていることに触れた際には「ゲームを楽しんでもらえるのは光栄なことだが、ゲームに数十時間も費やすのが、いいことだとは思えない」(特に子供がゲームをすることに対しては)、「外で友達と元気に遊ぶほうがいい。ゲームなんて大人になってもできるし、時間がもったいない」の部分など、とても共鳴できる。これはゲーム会社に限った話でなく、どうしても業界内部にいると、新しい発想でものを見られなくなってしまう。長時間プレーする難解なゲームが一般化すると、恐らく大手ゲーム会社では、より難解に、あるいはよりCGやストーリーにこだわっていくのだろうが、塊魂をプレーしているパートナー君を見たとき思ったものだ。あぁ、こういうゲームをしているのなら悪くないかもね。その感想は、今日の記事を読んで更に強くなった。作った人のこだわりと、一本通った世界観が作品中にも溢れています。私が最近常々頭のてっぺんで叫んでいること。夢とこだわりをもって、自分スタイルの仕事をするができている格好いいヒトだと思いました。
Swing Girls
山形の普通の高校生たちが、訳あってビッグバンドを演ることになってしまったという愉快で爽やかな映画http://www.swinggirls.jp/index.htmlを観た。川高(かわたか)こと川越高校(埼玉県にある学区一番の県立男子校)のシンクロナイズドスイミング・チームの爽やかで、一生懸命でちょっと愉快な姿を描いて大ヒットした映画「ウォーターボーイズ」WebSiteと同じ矢口史靖監督の作品。
パートナー君は方言が「違う〜。なんか違う〜。」とバタバタのたうち回っていたが、際立つ緑、四方を山に囲まれた風景、一面の雪の中で、撮られたカットが全体的にやさしいトーンでよかった気がする。トーキョーとかオーサカとか、シンボリックな場所や、背後に車や人、ネオンサインがあることが際立つ場合と、他のすべてのよさをかき消してしまう場合があるとすると、この映画では、無名さがとても大事なことのように思えた。景色も、人も。なんか爽やかで一生懸命の高校生を久々に見て、そっか、そうだよねなんて思ったりして、ちょっといい気分でした。
♪http://www.apple.com/jp/quicktime/trailers/toho/swinggirls_large.html