Don't be Rude!

出張同行者のカナダ人君と行動をほぼ100%一緒にしているとおもしろい見方がわかってくる。
たとえばレストランやファストフードで食べ物をオーダーする際に、ウェイトレスからの問いにYES/NOでしか返事をしなかった同僚の話し方を気にしている。NO THANK YOU/YES PLEASEなどと言うように話さないと非常に失礼だし、レストランの人を小馬鹿にしているようにも聞こえ、これでは食事につばをかけられても仕方ないと辛口コメントをしていた。あるいは、Mtgで「是非、そうなることを期待したい」と実現しなければいけない案件であることを強調した同僚が"We EXPECT..."と表現したことについても、それは非常に失礼かつ高圧的で、"We hope..."というトーンで言うべきだとコメントしていた。


交渉相手であるアメリカ側の仲間たちと同じ車で会話をしていたところ、彼らも「アグレッシブな人だね」と話していた。なるほど。日本ではあまりない考え方かもしれない。しかしよく考えると、アメリカでは実に意向の尋ね方などが丁寧である。例えば、「○○○なので、×××にするアイデアがあるんだけど、あなたそれしてみたい?」とか、「支払い金額について明日確認したいんだけど、お金の話とかしても失礼じゃないと思う?」、「レシートは袋の中に入れますか?」と言った具合に。また「(Mtg中などは)質問の真意を確認させてください。○○○…で×××…だから△△△をしたい。というので合ってますか?真意をきちんとわかった上で、ちゃんとコメントしたい。」とか、「出張やMtgの目的と、聞きたいこと、得たい情報、Mtgの中で発生した宿題や課題のアクションプラン化、不明な点のリストアップとシェア」などきちんとフィードバックすることを当然求められる。そりゃそうだ。次のテーマは、ノンネイティブ・スピーカーであっても、失礼なく、そして効率よく話しができるようになっていくこと、かな?