放送通訳/TV Live Interpreter

今回結構自分でもローマ法王報道は、マメにチェックしていると思う。
理由があって、法王ともあろう立場の方の葬儀などは一生にそうそう目にすることがないから。
また、世界にこれだけ信者の多いキリスト教カトリックの総本山の、普段お目にかかれない儀式に触れる機会であるから。


天皇崩御の時もそうだったように、ローマ法王にしか使われない表現や言葉が沢山あるようだ。今回の記事をネットやCNNなどの番組で見ていると、聞き慣れない英単語が頻出!CNNとかBBCとかでは同時通訳の放送通訳さんが活躍するが、こういう特別な英単語や、言い回しの多い案件の通訳ってとても大変。今回みたいにある程度、準備時間があった場合は単語帳などを作成して臨むでしょうけれど、突発的な自然災害や、戦争、伝染病などのライブ放送を担当する通訳さんはとても大変。現役通訳の人が言っていた。「最近、放送通訳の仕事では戦争が多い。戦争の仕事はつらいから、引き受けないようにしている」。仕事を制限したくはないけれど、戦争関連の仕事ばかりしていると、いやになるということだそうだ。