Dr.カバダス

世界で初、事故で切断されてしまった患者の腕を結合に成功させたスペインのDr.カバダスの話。交通事故でちぎれ、切断されてしまい病院をたらい回しに遭ったあと、出会った医師により6時間のオペで腕を結合させてもらった患者は2日後、発熱してしまう。事故の際、車に同乗していた友人が慌てて腕を拾い上げ搬送してくれたわけだが、その左腕は川に落ちてしまっていたため、ばい菌が入り、感染症にかかってしまったのだ。このままでは腕が壊死してしまうという状況の中、その医師が考えついた方法は、結合させた左腕を再度切断する。そして、その感染症にかかって損傷している左腕を左脚の根元に植付ける「ゴディア法」というもの。まず一旦脚に植え付け、感染症から救い、再度腕を戻すのだが、既に壊死してしまった筋肉やパーツを補う難関を突破し、そして3度目の縫合でようやく患者の左腕は無事、元の場所に戻され、今元気に腕を動かせるようになった本人の姿が紹介された。